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2005年02月27日

東京レズビアン&ゲイパレード2005 開催決定

 2年ぶりに東京での大掛かりなゲイイベント「東京レズビアン&ゲイパレード2005」の開催が2005年8月13日(土)決定しました。母体となる団体名は砂川秀樹さん代表の「TOKYO Pride」で、その中で、おかべよしひろさんが実行委員長の「東京レズビアン&ゲイ・パレード実行委員会」が形成され活動していくとの事。公式サイトは1/27(木)から運営されております。
 皆さんはどうしますか? というのも、このようなアクティブな活動と言うのは全てのゲイが賛同すると言うわけではないと思うので、「参加」「静観」「反対」などいろいろあると思います。ねこたまはスケジュールが未定なので何とも言えませんが、参加の方向で考えています。ただ、やはり家族や会社、知り合い関係にカミングアウトしているわけではないので、ある意味危険な行為となってしまうので悩んでもいますが…。そういう人多いのでは? あと、ゲイサークルなどに属している人はモチベーションが高いので、このようなイベントに賛同する人も多い傾向がありますが、そうでない人など「わざわざそんなことしなくても…」とか「静かにしてりゃいいのに…」という意見も聞きます。ねこたま的には、世間一般的に「ゲイを受け入れろ」というのは多少無理があるかと思うので、「ゲイと言う存在がいて、これだけいて、楽しくやっていることを知って欲しい。全てを受け入れるのは難しいでしょうけど、その存在は肯定して欲しい」というメッセージが伝わればよいかな…と。「ゲイと言う存在は、社会的に、そして特に文化芸術において日本だけでなく世界的に多大なる影響を与えていることを無視することは出来ないぞ!」とまでは大きい声で言えませんが♪。
 今年ねこたまが特に期待しているのは、BlogとSNSの力。これまでは「パレードの盛り上がり=参加者の数」のみという図式ではありましたが、今年は多くの方が持っている各ブログサイトやmixiなどSNS内のコミュニティーでこの事を取り上げ、意見交換をし、社会的なゲイの立場について、そしてゲイアクティビティーについて皆が考える場が盛んになることがパレードの盛り上がりであるかと思いますし、それを期待しています。パレードはマイノリティーの主張と言うだけでなく、コミュニティー内での意見・情報交換の盛り上がりがあってこそ、「成功」と言えるのではないでしょうか。決して少なくない「当日パレードに参加したいけど出来ない」方の参加方法、それがネットと言う今どきのメディアでの主張、そしてその場がBlogとSNSだと思います。もちろん、個人のホームページや掲示板等でのやりとりと言うものも十分貢献していると思いますが、今後ぼせwebなどゲイサイトの統括的立場の方がこの事を取り上げて頂き、トラックバックやコメントによる大掛かりなゲイ・コミュニティー内での盛り上がりというムーブメントがあってこそ、ネットと言うメディアを通した主張、そして記録となると思います。
 パレードと言えば、その後に開催される「新宿2丁目祭り」を期待してる人も多いのでは? まだ正式な発表は無いと思いますが、パレードが開催されなくても毎年開催されているので、今年も多分あると思います。そちらも楽しみですね。

投稿者 ねこたま : 13:52

ひまわり後継機 打ち上げ成功

 一昔前、テレビの天気予報番組では「それでは気象衛星ひまわりの映像を見てみましょう」という言い回しが一般的になっていましたが、後継機の打ち上げが成功せず、強制的に延命を続けた「ひまわり5号」が2003年5月に活動を停止して2年弱。現在の日本の気象観測は日本の衛星ではなく、気象庁が米海洋大気庁(NOAA)から無償で借り受けた気象衛星「GOES-9」が観測を行っております。その後継機を搭載した国産主力H2Aロケット7号機の打ち上げが、昨日2月26日午後6時25分に行われ、成功しました。24日からの打ち上げ延期が発表された時点でもしかして…とは思っていましたが、2月26日って、日本人にとっては意味深な日ですね…[はてなダイアリー - 二・二六事件]。ちなみに、劇場版アニメ「機動警察パトレイバー2 the Movie」[DVD/有料配信]の舞台もこの日。
 今回打ち上げた衛星は「運輸多目的衛星新1号『MTSAT―1R』」となっており、気象観測だけでなく航空管制機能の含める為にこのような名称になっていますが、先に記したように、以前の気象衛星である「ひまわり」という名称が浸透しているので、今回もその名称を引き継いで「ひまわり6号」とすることも検討しており、5月末に予定される運用開始時点で決定との事。
 とにかく、今回は「衛星軌道上への打ち上げミッションが成功した」に過ぎず、目的である「気象衛星『ひまわり』シリーズの後継としての気象観測機能」「次世代航空保安システムの中核となる航空ミッション」の機能を果たさないと、今回の衛星打ち上げの意義が無くなるので、まだまだ予断を許さない状況のようです。
 今回の打ち上げはねこたまも期待していて、自宅PCの前で見守っていましたが、直前に通信のトラブルで発射時刻が遅れた為、外出先から京ポン宇宙航空研究開発機構JAXAのサイトの種子島ライブカメラ(発射台の静止画が随時更新される)のページをチェックしてました。さすがに発射の瞬間はアクセス殺到の為見れず…。まぁ、その瞬間の静止画を見るのは無理だとは思っていましたが、発射時刻直後の映像でロケット本体が写っていなかったので「打ち上げ成功かな」とは感じていました。その後、各ニュースサイトにて成功との情報が流れて安心し、またとても嬉しく感じました。
 本日、いずこさんのサイト「ヽ(゚∀゚)シ 溺れる狂詩曲」の「H2A 7号打ち上げ成功」という記事で「ふたつのスピカ 地上波で再放送」へトラックバックを頂きました。Googleで「ふたつのスピカ」「再放送」で検索すると2月27日時点で2番目に表示されるからかな。ふたつのスピカの再放送はタイミングが良かったですね。最近見てないけど…

【関連情報】
MTSAT-1R/H-IIA・F7の打上げ結果について [JAXA]
宇宙航空研究開発機構 JAXA
GOES Project Science
Yahoo!ニュース - H2Aロケット
H-IIAロケット、成功でも単純にバンザイとは言えぬ関係者の表情 [nikkeibp]
H-IIAロケット -打上げ再開に向けて- [JAXAによる動画解説]

投稿者 ねこたま : 11:14

2005年02月25日

「好き」の意味 -舞-HiME-

 TV東京にて木曜日深夜1時30分から放送中のアニメ番組「舞-HiME」もいよいよストーリーが架橋に差し掛かってきました。最初は、よくある美少女学園ものの萌え系かと思いきや、意外な展開に結構面白くなってきましたね。前半は、風華学園に集まった「HiME」と呼ばれる女の子達が、いわゆる召喚獣である「チャイルド」で学園に出没する怪獣「オーファン」を退治してゆく…という展開でしたが、後半は、今までの戦いはは単なる序章に過ぎず、「チャイルド」が倒されると自身の一番大切なもの、つまり思いを寄せる人が消える…そして、戦い倒すべき相手は、一緒にオーファンと戦った同じ学園の仲間同士なのである…というストーリーが展開されています。
 登場する「HiME」達は、それぞれ大切な人を守る為に危険を冒し戦うのですが、その相手を思う気持ち、「好き」と言うものを、いろいろな形で持っています。一緒にいると楽しい(料理も作ってくれるし)というものから、幼なじみ、肉親、恋愛対象としてなど、それぞれのキャラクターが思う「好き」と言う感情が主人公達を動かしているのですが、恋愛対象は異性だけでなく、同性に対しても抱いているようなニュアンスの表現もあります。何となくは匂わせていたのですが、本日(2005年2月26日)放送「目覚めるとき」にてお互いに「好き」であると言葉を交わすが、その後「でも、あんたの好きと、わての好きは違うんどす」との恋愛感情があると匂わすセリフがありました。また確定した説明はありませんが、同性に対する恋愛感情である「好き」を伝えられず、そしてそれ程の強い思いは自身の「チャイルド」が倒されると消えてしまう対象となってしまうという危険をはらむ等、生徒会長である藤乃静留は辛い立場にあるように感じます。
 現実世界においても、やはり「好き」という思いを持つことは素晴らしいと思いますが、それを伝えること、相手が男同士・女同士なら更に同性愛であると言うことを伝えることとなり、その後の反応や付き合い方の変化を考えるととても難しいですよね。人の心を揺り動かす「好き」と言う感情、そしてそれをお互い育むことが出来るパートナーを探すことはゲイにとってノンケ以上に大変難しいと思いますが、幸せはどんな人にも訪れるはず。現在パートナー不在のねこたまですが、「好き」と思い続けられる人を諦めずに探してゆきたいと思いますし、できれば一生お互いを支えていける関係を持てるパートナーに出会えることに期待したいです。

投稿者 ねこたま : 02:27

2005年02月22日

トラックバックスパム来ました

 いやぁ、初めてですね。トラックバックスパムが来ました。海外のサイトからで「ドメイン買わんかねぇ~」とか「無料でポーカー」(←ってそれ「登録無料の出会い」系と同じシステムでは…)ってものなど計三件が一日に来ました。英語だったので、「外人さんからコンタクトだよぉ~。お返事どうしよ~」などとドキドキして読んでみたら、単なる広告目的のトラックバック、つまりトラックバックスパムだったので、すぐ削除させてもらいました。ちとショック。ま、たまに来るぐらいならいいですが、今後増えなことを祈ります…。このところ海外の検索ロボットがちょこちょこ来ているので、その影響かなとも思ったり。極端にトラックバックスパムが多いようなら、MovableTypeの設定で禁止IPが設定できるので登録するかもしれないけど、まだいいかな。

投稿者 ねこたま : 02:22

2005年02月20日

2丁目の話題はmixiで盛り上がり中

  テラ出版badi」編集者である斎藤靖紀さんのブログ「サイトウブログ」の記事「『ミクシィ』に取材拒否されたアタシ」が、mixi(ミクシィ)流行中のゲイのネット界に与えた影響が大きかったのですが、その取材内容が掲載されたバディ2005年4月号が発売されました。未だに蚊帳の外のねこたまは「へぇ~、こうなってるんだぁ」とmixiのシステム解説を読んで感心しながら、「こりゃぁ日本人の几帳面さを刺激するようなシステムだなぁ~」などとも感じたり。例の削除された乳首写真の問題は、写真を見た瞬間、「乳首が…ってことだけじゃなく、キャラクターの問題?」と思ったり。ある程度大人であるなら、キャラクター物のイメージを損ねる写真の公開は、個人的なものであっても取り扱い企業から訴訟問題に発展する可能性があることは知っていると思うのですが…。詳しい内容はBadi誌面にて。ちなみに、取り扱い書店はバディージェーピーにて検索できますし、「冊子小包」なら送料の掛からない定期購読も取り扱っています。「郵便局留め」も取り扱っていて説明がありますので、親と同居で通販が難しい方でも安心して利用できますよ。
 昨日、2丁目の仲通りに程近いカフェ・ベローチェ新宿厚生年金会館前店を寄ったのですが、そこのゲイ同士ではmixiの話題で盛り上がっておりました。ねこたまの周りではmixiの話題ってあまり聞かないので、ブログでの盛り上がりに半信半疑だったのですが、本当にその話題で盛り上がっている場面を目撃して実感しました。しかも、団体同士で「ウチもmixiで盛り上がってるのよ!」ってな感じで、競い合ってるみたいに大きな声で話してましたが…。まぁ、2丁目に来ている人でmixiユーザーがどれ程いるのか未知数ですが。
 mixiの盛り上がりも、ここまで来るとちょっと引いてしまう気もしますが、中毒にならない程度に…って感じですかね。でも、このような健全な情報交換で盛り上がるって素晴らしいし、また珍しいかな~とも感じます。乳首写真問題もそうですが、一部の人に気分を害するコンテンツを排除できる、企業の検閲が入るシステムだからこそ安心して利用でき、メル友や出会い系などマイナスイメージの強い最近のネット界では珍しく健全な交流の場であると思います。企業サービスにおいて即金になるアダルト分野に、表向き「間接的」として手を染める大手企業に対抗して(?)、管理の行き届いたクリーンなサービスを提供してくれるのは個人的には嬉しい限りです。
 ぼせwebによるとバディ2005年2月号で「非公式モバイルmixi」の紹介があったとのことで、mixiの携帯電話での利用の需要もありそうですね。パソコン系の雑誌を見ると、どうやら京ポンことWILLCOM(旧DDI pocket)の「AIR-EDGE PHONE」(旧Air H”)京セラ製端末AH-K3001Vを利用してmixiやっている人が少なくないとのこと。幾つかの雑誌で取り上げられていたので、本当なんでしょうね。ドコモのFOMA901iシリーズなど最新の携帯電話に比べると機能・性能的に貧弱な部分も多い端末ですが、通常のPCサイトが閲覧できるフルブラウザ搭載&格安の定額料金で利用できるのが魅力ということでしょう。…って言っても、京ポン持っててもmixi使えなきゃ意味ないじゃん♪と自分で自分を突っ込んでみたり。そろそろAIR-EDGE PHONEの新製品の発表があるかな?(でも早くて夏ぐらいかなぁ~)

投稿者 ねこたま : 23:34

2005年02月18日

QuickTime News Japan - QuickTime7のお知らせ

 ねこたまは最近になってアップルコンピュータのApple eNews-Japan、Apple eNews Pro、QuickTime Newsを購読しているのですが、先ほど「QuickTime7」のお知らせのメール「QuickTime News: February 17 2005」が届きました。それによると、

2005年前半に登場するMac OS Xの次期バージョン“Tiger”に標準搭載される「QuickTime 7」によって、メディアコンテンツはまったく新しいステージに進もうとしています。次世代のHD DVDやBlu-rayディスクの標準規格にも採用される“H.264/AVC”を新たにフルサポート。
とのこと。WindowsMediaPlayerRealPlayerという他の標準的なメディアプレーヤーに先駆け、ISOとITU-Tによる国際標準規格である次世代高画質動画フォーマットであり、HD DVDやBlu-rayディスクやプレイステーションポータブル(PSP)に採用され、今後地上デジタル放送における1セグメント放送(携帯端末向け地上デジタル放送)に採用予定のフォーマットに対応とのことで、3GPP・3GPP2フォーマットとして携帯電話各社との提携が行われたMPEG-4の対応に続いて魅力あるニュースですね。MPEG-2の2倍以上、MPEG-4の1.5倍以上といわれる高いデータ圧縮率は魅力ですが、現在のところPCで作成できる環境が殆んど無く、最近ではCyberLinkのPowerEncoder MPEG4 AVC Editionが発売され、現在の所それぐらいしか作成できる環境を知りません(ちなみにこの製品は動画キャプチャーとMpeg1/2とDivXとMPEG-4 AVCへの変換が売りですが、CMカットなど編集機能も無く、音声もPCM固定と微妙な製品ですが…)。
 一般的にパソコンでのメディアプレーヤーとしてはQuickTimeはイマイチ普及していませんが、特定の分野において強い、というのは戦略的には成功しているのかと思います。国内外のメジャーな映画の予告編では、その高画質という点においてQuickTimeフォーマットが多く利用されています(QuickTime - Movie Trailers)。でも、QuickTimePlayer起動時のProキー購入を迫る確認画面は多くの人が面倒と感じ、あまり良いイメージを与えないと思うのですが…(無料版をダウンロードする際に苦労させられるRealPlayerよりはマシか?)。

投稿者 ねこたま : 02:39

2005年02月13日

ドーナッツプラントが自由が丘・新宿・二子玉川に

 昨年5月に日本に上陸し、流行の兆しを見せるニューヨークで人気の老舗ドーナッツショップ「DOUGHNUT PLANT(ドーナッツプラント)」が、この春、続々と新店舗をオープンさせるとのこと。現在、店舗は白金台店と大手町店のみですが、ドーナッツは「丸の内カフェ ease」「DEAN & DELUCA(丸の内)」「DEAN & DELUCA(品川)」「DEAN & DELUCA(渋谷)」でも購入できるとのこと。その新店舗として3月3日(木)自由が丘、3月12日(土)新宿三越、3月19日(土)玉川高島屋と続々とオープン。このあたりの情報はNarinari.comでも「「ドーナッツプラント」が本格的に多店舗展開」と言うタイトルで取り上げられていたので既に知っている方も多いかと思います。
 とはいえ、ねこたまは場所まで詳しくチェックしていなかったのですが、今日友達と自由が丘のお菓子材料の店cuoca(クオカ)に行ったりしてたまたま通ったところにDOUGHNUT PLANTの看板を見つけてびっくり。この辺りは自由が丘でも比較的地味なエリアで車の通りも多いのですが、ヤマダ電機テックランド自由が丘店がオープンしてから流れが変わり、昨年11月22日にオープンしたGlobal-Dining系列のCAFE LA BOHEMEで一気にお洒落な大人の雰囲気を醸し出し、その隣が工事をしていて、またも雰囲気の良いショップが出来つつあるなぁ~とは思っていましたが、そこにドーナッツプラントが入ると知ってびっくり。オープンから数日はドーナッツ5個を入れたオリジナルのトートバックのセットを限定販売とのことで、ぜひ寄りたいなと思いますが、オープン初日はひな祭りで場所柄女性客ばかりだと思うので厳しいかな…。ちなみにCAFE LA BOHEMEは短パン&Tシャツではお断りのようですが、こちらは大丈夫かと。あと、採用情報で深夜の時間帯も募集しており、ドーナッツ製造自体は24時間ってことのようで、すごいですね。販売は「完売まで」と言うことなので、オープン当初は早い時間に買いに行った方が良さそうです。

投稿者 ねこたま : 22:54

攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG 地上波放送決定

 2004年1月からスカイパーフェクTV!のPPV(ペイ・パー・ビュー:番組単位で支払いの有料番組)にて放送中のアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 2nd GIG」の地上波放送が決定しました。4月より日本テレビでの放送とのことですが、詳しいことは追って発表とのこと。現在、最終話である第26話「憂国への帰還 ENDLESS∞GIG」が放送中で、前回「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(以下S.A.C)」が衛星での放送分終了後に地上波で放送されたので、「そろそろか」と思っていたら決定したとのことで楽しみにしています。前回、地上波放送している事に気づいたのは、たまたま見た第二話からだったため、今回は見逃さぬようかなりチェックしてましたよ。
 舞台となる近未来世界では、高度なネットワークが構築された世界で、電脳と呼ばれる脳に直接電極を繋ぎ有線・無線でネットワークに接続すること、義体とよばれる肉体をより機能的な人工部位に置き換えることなどが日常化している時代で、機能的で高度な活動、情報処理が可能ではあるが、個人のアイデンティティーが希薄になるということがしばしば登場人物が口にしています。1stシーズンである「攻殻機動隊 S.A.C」にて主人公草薙素子が同僚であるバドーから、現在の女性型義体ではなく、より強靭な男性型義体を進められるが断るという場面があり、その理由は自分が自分である確証は女性である自分と記念に貰った腕時計というシーンがありました。自己を形成することにおいて、性というものが大いに関与している、と指摘しているのには驚きつつ「なるほどぉ~」と思いました。確かに性欲に関しては自発的に求め、人を好きになると言うことが感情に大きく関与し、その際に自分と相手の性を強く意識するなど、自分らしさ、自分と言う存在において性は大きく関与する部分であり、それを守ることが自己存在であるゴーストを確立する術である、ということを改めて認識させられました。脳と脳幹以外は全身義体の為ホルモン分泌の無い素子は、かなり意識的に女性らしい行動をとる必要性があるかな~とも思いますが、性同一障害の方はホルモンで精神的な性が決定されていると言うわけでもないし、異性であるから惹かれ合う…と言われても同性愛があるわけで、精神的な性の定義とは何だろう、そしてその拠り所は何処だろう、と思ったり。

投稿者 ねこたま : 20:19

2005年02月10日

両性具有 - 半陰陽、あるいは第三の性

 X51.ORGより。ゲイとは遠からず近からず…かな、ということで取り上げます。性の問題で取りざたされるのは、体は正常で精神的に男性か、女性か、異性が好きか同性が好きか、と言う「精神的な性」の部分が取り上げられることが多いのですが、これは皆さんも話では聞いたことがある、医学分野での男女の特徴的器官混在を扱ったレポートです。掲載されている写真は結構インパクトあります。「医学から見た両性具有」「擬似半陰陽」「真性半陰陽」「神話としての両性具有」「半陰陽、あるいは第三の性」という見出しで様々な事例を上げ、まとめられております。
 X51.ORGって、 いわゆるX-FILES系のサイトなのですが、生命の神秘や、お伽話とされていた世界が現実であると再認識させられる記事など、勉強になるものも多いです。まぁ、心霊やUFOとか微妙なものもありますが。先日はぼせwebでも「敵の兵士をホモに変える」と題してX51.ORG「敵の兵士をホモに変える - 化学兵器の機密文書公開 米」を取り上げていましたね。

投稿者 ねこたま : 01:59

2005年02月08日

Movable Typeを3.151にアップグレード

Movable Type3.151当サイトで使用しているブログシステムであるMovable Typeのバージョンを、3.01-jaから最新の3.151-jaにアップグレードしました。これを機に、ブログ部分でないオリジナルコンテンツに手を入れる予定です。かなり荒れ放題のままで、「3.1になったらやろうかな」と思っていましたが、それから結構経ってしまいました…。バージョン3から3.1以降の目玉は、phpによる動的なページへの対応とサブカテゴリー作成が可能、セキュリティー向上やスパム対応とのこと。当サイトでは、今後もhtmlの静的ページにて運用予定ですが、サブカテゴリーは導入する予定です。とりあえずアップグレードし、新規エントリー画面を見てみたら、テキストの修飾ボタンが増えているのが以前との大きな違いでしょうか。今回「引用」のボタンを押せば<blockquote>を入れてくれるので、今まで手入力だったのが不要になり、楽になりますね。それから、リンクの部分が以前は新規ウインドウで表示するようになっていなかったので、自分で<a>タグにtarget="blank"を入れるように、mt.jsのファイルを修正していたのですが、今回もそうなっていたので、「もしかしてmt.jsアップロード&上書きしてなかった?」とか思ったけど、とりあえず今日はこれまで。

投稿者 ねこたま : 03:00

2005年02月06日

ゲイ関連団体が集まるスペース探し

 Lonestar's blogにて「コミュニティセンター」というタイトルでゲイ関連団体が集まるスペースについて述べていたので、「酒と食事にこだわらない交流の場」という点で、コメント代わりにトラックバックさせて頂きます。
 最近は友達関係との交流を絞っていて、個人的に会ったり、地元のゲイ友達数人と会う(ほぼ毎週?)くらいですが、以前は10人以上が集まるゲイサークルの数人による運営側にいました。そちらでは屋外イベントがメインでしたが、屋内イベントにおいては公共施設を利用することが多かったです。Lonestarさんがおっしゃるとおり、公共施設の利用申請に関しては

敷居が高い。利用団体登録が必要で、あれやこれや聞かれるのが億劫である。
というのも尤もですが、宗教活動やマルチ関連など商業活動に利用されることが少なくないのでしょうがないかなぁ、と思いますし、全く制限無く利用可能というのも危ないのが目に見えます。ただ、正直に「ゲイ団体」と利用申請すると「乱交パーティー?」と勘違いされる恐れもあるので、初めて利用する施設では「○○サークルの交流会(同窓会)」などと申請することもありましたし、「インターネットサイト主催の交流会(いわゆるオフ会)」などと申請するのも嘘ではないので良いかもしれません(…逆にかなり突っ込まれるかな?)。地域センターの他、女性センターや女性フォーラムなどという施設でも男性団体が利用することが可能なものも多く、とりあえず話を聞いてみるのも良いかも。
 比較的騒ぐ可能性の低い集まりであるなら、ルノアール貸し会議室《マイ・スペース》を利用すると言う手もあります(ちょっと堅苦しい雰囲気かもしれませんが)。比較的小さな商店街でもあったりする「貸し会議室」が1時間1000円位からあったりと結構リーズナブルかと思いますが、Lonestarさんの言う「料金はなるべく安く」とはどのあたりなのでしょうか…。あと、ネットでは調べにくいですが、飲食店で「パーティースペース」「宴会場」と称した大人数が利用できる場所もあり、そちらをゲイサークルで利用することもありました。その店の食事しか利用できないところが多いですが、探せば持ち込みOKの場所もあります。ちなみに「イベントスペース」と言うと結構値が張り、椅子や机の無い場所になる事が多いので利用目的が限られるかと思われます。
 良く会う友達同士数人で場所を借りるのに最近良く利用しているのが、カラオケボックスです。場所によっては結構安いですし、持ち込みOKのところなら利用する前に買い込みしたり、手作りのケーキなどを持ち込んでみんなで食べたり出来ますし。どんなに盛り上がって騒いでも気兼ねしなくて良いので安心です。逆に歌好きが集まってしまうと単なるカラオケ大会になってしまうので、難しい場所であるかもしれませんね。
最初は商業ベースで構わないから、GLBTの団体へレンタルスペースを貸し出す会社が現れないかとおもう。
にはちょっと疑問です。一般を相手にしたサービスや公的援助により利用料金の安い公共施設の利用を避け、GLBT限定でそれよりも安いサービスを求めるのは難しいかと思いますし、逆に値が張る可能性が高いかと思います。「GLBT団体向けコミュニティセンター」が出来たとしても、ハッテン行為に利用されないよう厳しい規定や環境になる可能性が高いと思われますし。気軽に利用できる「akta」も厚生労働省によるエイズ予防財団を通じた出資であのようなシステムが出来るわけで、「一般人よりゲイ限定で安い」は、それはあったほうが嬉しいですが、難しいですかね。
 団体運営側の場所探しは、本当に大変ですよね。ご苦労お察しします。

投稿者 ねこたま : 21:23

Lonestar's blogからトラックバック頂きました

 Lonestarさんの運営するブログLonestar's blogから「SNS熱冷めやらず」にトラックバック頂きました。小生のサイトを見て頂いているそうで、誠に光栄であります。

 Lonestar's blogにて取り上げられているように、日本初のSNSであるGreemixiと比べると知名度・会員数は低いようですが、サイトや開発者のブログを見てびっくりしました。

グリー(GREE) : グリーについて
http://www.gree.jp/?mode=doc&act=about

GREE Blog
http://blog.gree.jp/

Tanakayoshikazu.com(開発者個人のブログ)
http://www.tanakayoshikazu.com/

なんと、個人で開発・運営されていたそうですね(まぁ、mixiも開発はほぼ一人ですが)。2004年12月にグリー株式会社を設立されたそうですが、もうちょっと早く積極的な活動をしていればmixi共々今頃社会現象化となれたかと思いますが、勤めていた楽天を退社してとのことで容易ではなかったと思います。きっと楽天は「ウチでSNSやってくれよ」と言ったでしょうね。今後積極的な活動が始まれば、多くの新規参入サービスと共に、SNSの社会的な盛り上がりは今年が本場となるかもしれませんね。ただし、お察しの通り当事者の盛り上がりは一時的なものであるので、来年には利用者激減の可能性大ですが…。

投稿者 ねこたま : 20:56

2005年02月03日

ふたつのスピカ 地上波で再放送

 本日2月3日(木)午前0時25分からNHK教育で、アニメ「ふたつのスピカ」が放送されました。本放送はNHK-BS2にて2003年11月1日から放送され、今回は再放送ですが地上波では初となります。
 コミック界では注目を浴びていた作品で期待していましたが、アニメーションのクオリティーとしては微妙ですかね。同じシーンの使いまわしや、持ち物と人物との比率が明らかおかしいなど、画として辛い部分が幾つかありましたが、ストーリー自体は共感できて少し涙してしまいましたわ。
 本編で「ライオンさん」がハーモニカで吹く曲でありエンディングでBEGINが歌う曲は、故 坂本九さんが歌われていた有名な曲「見上げてごらん 夜の星を」でした。最近では平井堅がカヴァーソングライブ「Ken's Bar」で歌いアルバムにも収録、2003年末のNHK紅白でもスクリーン上の合成ですが坂本九さんと競演、などしてましたね。
 同じ時間帯の番組として、前回の「プラネテス」に続いて宇宙ものですね。ねこたま世代はアポロの人類初の月着陸スペースシャトルの活躍など、宇宙開発が現実化していく「わくわく感」がありましたが、東西対立の宇宙開発覇権争い時代の終焉やスペースシャトル・チャレンジャー号打ち上げ時の爆発事故とコロンビア号の帰還時空中分解事故、ハッブル宇宙望遠鏡の廃棄決定などで宇宙開発が停滞している感があり、今となっては「夢」だけのものとなりつつあるので、「希望」につなげたい、そんな意向もあるのかな~なんて考えたりもします。

投稿者 ねこたま : 01:56

2005年02月02日

SNS熱冷めやらず

 ぼせwebにてmixiを中心としたSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)についての話題が更にヒートアップしている感じですが、mixiの成功で、もうあっちこっちの企業で立ち上げていますね。金のなる木に群がれ~って感じでしょうが、正直無理でしょう。そもそもSNSが盛り上がっていると言うよりはmixiが盛り上がっているわけで、「同じシステムでやれば同じように儲かる」って安易ですよね。気持ちは分からないでもないですが…。大手ポータルサイト「livedoor」が「livedoor フレンドパーク(β版)」で参入と言う時点では、「あぁ、始まったな」程度でしたが、とうとうウィークリーマンションで有名なツカサまでも「TSUKASA COMMUNITY -ツカサ・コミュニティ-」なるSNS(?)を始めましたし、「オーシャンズ12」ソーシャルネットワーク・キャンペーン」なるSNSにあやかったキャンペーンなども。ねこたま的には「recommuni」のシステムには大変興味がありますが、音楽関連のお友達はあまりいないので招待される可能性は殆んど無いので残念です…。音楽著作権の問題をクリアしているのは凄いですね。SNSは盛り上がっているとはいえ、「meetme.jpは2005年3月31日(木)24時をもってサービスを停止」というこの時期にしては衝撃的なニュースが流れたり、livedoorが伸び悩むユーザー数の打破の為に「完全招待制の廃止。1カ月後程度には、既存ユーザーからの招待がなくても、ライブドアIDを持っていれば簡単に参加できるようにする計画だ(ITmediaニュースでのインタビュー)」という手の内を明かしてしまった衝撃は大きいようで、すぐに「今後も完全招待制で運営いたします(フレンドパークガイダンス)」という訂正がされるなど、金儲けの為のSNS運営は難しいようですね。
 どうしてもSNSやりたい!っていうんであれば、JUGEMでブログ作れば参加できる「キヌガサ」や、オープン参加型の「Commit4u」などありますが、SNSっぽいけど誰でも参加できるのを売りにするという微妙なサービスですね。キヌガサは、「SNS流行るっぽいからやってみる」的な軽いノリだったようなので、それはそれで良いと思いますけど(それよりJUGEMのトラブルなんとかして欲しい…)。
 日本ではSNSはmixiで社会現象化という感じですが、もともとアメリカでは「友達つながり」だけでなく「学校つながり」、つまりネット上で同窓会に参加する人を募るサービスが盛り上がっていて、同窓会を意味する"alumni"をGoogleなどで検索してみると、もの凄い数のサイトがヒットします。数年前にやたらとアメリカのサイトでこの手のポップアップバナーが多かった覚えがあります。日本でも同窓会サイト「この指とまれ!」(通称"ゆびとま")が有名ですが、mixi程は知名度は高くないようですね。
 何だかんだ言ってSNS未体験なので微妙に焦点がぼけたコメントしか言えませんで済みませぬ…(いや、それ以上に考えと文章力もありませんが。ぼせさん、本当にトラックバックいつもありがとうございます)。でも、広がる可能性を持ったコミュニティーというSNSには興味があるので、いつも会っているお友達サークルの人たちに「○○○版mixiを作るよ~ん(でも絵に描いた餅?)」計画を発表したら過度に期待されてしまったんで、セコセコ作らなくては~などと思っています。

投稿者 ねこたま : 01:49