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2004年12月30日

XREAでPHP5

 7月13日に発表されて以来、話題に上がりつつもイマイチ利用されているサーバーが多くないPHPのバージョン5(PHP5)ですが、XREA(エクスリア)の一部のサーバーで使えるようですね。無料アカウントでは締め切っているようですが、ドメイン取得やXREA広告なし有料サービスを扱っているVALUE DOMAIN(バリュードメイン)でのアカウントを取得している方は、この機会に利用してみては?[xrea:サーバーハードウェア仕様と新規募集について] とはいえ、現在は1サーバーのみで、ハイスペックサーバーの為すぐに一杯になりそうですが…。
 PHP5は最新版ではありますが、PHP4発表時ほど騒がれていませんね。PHP4が発表された際は、全体的な高速化やセッション管理機能など大幅な機能追加というイメージはありましたが、今回のバージョンはセキュリティー向上やオブジェクト指向の導入、などがメインで高速化は一定条件下での場合という、必ずしも一般的なサイトでのメリットが得にくいからでしょうね。MySQLのライセンスが変更された関係で、標準のデータベースがSQLiteとなったのも混乱の要因のひとつでしょう。急速に普及しているMovableTypeでは現在はMySQL必須とのこと。SQLiteはデータベースサーバーが不要で、かつ速い(環境による)との事ですが、現段階としてはPHP5を利用できるサービスよりPHP4&MySQL(もしくはPostgreSQL)が利用できるサービスが圧倒的に多いですね。やっぱりLAMP(Linux, Apache, MySQL, PHPでのWebシステム環境)は最強? 詳細は日本PHPユーザ会やMYCOM PC WEB にて「生まれ変わるPHP - Zend Engine 2、SQLiteの実力は? 」というPHP5の特集が組まれているので、そちらも参照下さい。余談ですが、ITmedia エンタープライズではよくXREAでの導入例が見受けられます。高額な有料サービスであっても、あれだけのハイスペックのサービスは少ないですからね…。

[関連ニュース]
ゼンド、全世界統一のPHPスキル認定試験の日本語版を配信開始[ITmedia]
PHPのコード問題を突くSantyワームの亜種が出現[ITmedia]

[後日追記]
xrea公式情報掲示板XREA SUPPORT BOARDにて

要望がかなり多く寄せられているため、s103サーバーから、PHP5をPHP4に戻させていただきます。今後の新サーバーもPHP4で運用します。
とありました。まだ時期尚早ということですかね。

投稿者 ねこたま : 22:27

2004年12月24日

「クィア・ジャパン・リターンズ」創刊に寄せて

 スタジオ・ポット/ポット出版のサイトに、「メイキング・オブ・QJr」という「クィア・ジャパン・リターンズ」創刊(「クィア・ジャパン」のリニューアル復刊)へのブログがあります。伏見憲明さんが企画を持ち込み、中心となって来年の春の刊行を目指し動いているそうです。個人的にはゲイを扱った雑誌が増えることはとても嬉しいことです。
 その中で、12月21日の記事のように

ネットで情報や出会いも得られるし、ジーメンやバディというエンターテイメントの媒体も定着しているのに、新たなゲイ雑誌なんて必要ない、と思いますか?
と伏見さん自身が書いているように、現実的には厳しい部分が少なくはないと、ねこたまも感じます。
 この記事をトラックバックしておきながら申し訳ありませんが、ねこたまは「クィア・ジャパン」を買ったことがありません。もちろん書店では見たことがありますが、冒頭の引用にあったように、以前はバディーなどの雑誌を購読しており、現在に於いてはネットがあるのでそのような雑誌の必要性が無い、と言う理由からです。ゲイ雑誌は買わない訳ではないですが、ジーメンやバディではゲイに関するニュースや様々な情報の他にポルノやマンガ、更にはDVDというキラーコンテンツがある中で、あえて「クィア・ジャパン」のような読み物のみのコンテンツを購入する理由はどこに…と感じてしまいます。あと、ねこたま的にはタイトルのイメージが強すぎる、というのもありますが…。
 そもそも「ゲイ雑誌」の需要は何処にあるのでしょう。ゲイ…とはいえ、性趣向以外では普通の人なのである。逆に言えば、性行為やポルノ等の情報が「ゲイ向け」となり、そのような「エロ」の部分には財布の紐が緩いのは、悲しいかな男性の性なので、ゲイの業界イコール「エロ」関連なのでしょう。とはいえ、それ以外の情報は必要無いわけではありません。恋愛やパートナーの問題、生活、病気、カミングアウトなど様々な問題があります。更に、音楽などエンターテインメントに関してはゲイ受けする特定のアーティストのことなど欲しい情報は少なくはありません。現在のゲイ雑誌においても扱ってはいますが、いかんせん情報量が少ない、故に偏る、エロコンテンツがメインの雑誌は敬遠する人もいる…など、問題はあります。それを補う、もしくは新しい切り口のゲイ雑誌を、ねこたまは期待します。
 ゲイの友達と雑誌の話題が挙がると、ゲイ雑誌が消えていく理由の一つとして、内容に対して値段が高い、というのが出ます。普通に雑誌と言うと、週刊少年ジャンプなどのマンガ雑誌やTokyoWalkerなどの情報誌が挙げられますが、共に300円前後の価格帯なのです。それに比べ、写真やコンテンツが少ないものが1,000円を超えるとなると強力なコンテンツが必要となると思います。多分、今回の「クィア・ジャパン・リターンズ」も、以前に近い価格帯になるかと思われ、2,000円近い技術書/雑誌のレベルの価格で行くかも知れません。ねこたま的には雑誌として「~批評」のカテゴリーになるかと思われますが、それでも一般的には広告批評の590円(税込)、ゲーム批評の780円(税込)という価格帯です。難しいですね…。
 また、友達の一人はゲイ雑誌というものに必要性は感じていないが「あるといいな」と思うのは、タワーレコード発行のフリー・マガジンbounceなど大手レコードショップで扱っているような無料の小雑誌の形態だそうです。そして、内容としてもゲイ特有の内容だけでなく、夏の花火大会や冬のスキーなどイベントや旅行情報、CDやDVDなどのエンターテインメント情報を、ゲイの視点から紹介するが相手をゲイに限定しないと言うものです。「ゲイであるワタシの視点から選んだ情報よ!」ってな感じで、おすぎとピーコ並みのゲイお得意の辛口トーク風やエスムラルダ氏のような知的で楽しいコメンテーターの内容なら今の時代ウケる要素だと思うしゲイに限らずみんな読みたいと感じるのではないかと思います。もちろんスポンサーが最大の問題で、無料の雑誌は東急のSALUSやリクルートのR25の例があるとはいえ、既に広告展開を多く進めている間柄で無いと同じようなことは難しいでしょうね。とはいえ、「エロ」が前面にある既存のゲイ雑誌とは異なり、健全なコンテンツであることをモットーにすれば一般的に受け入れられ、新しい切り口の雑誌として成長し一般大手企業を含めたスポンサーを集めることが可能となるのではないでしょうか。業界には詳しくないので、あくまで「希望」のレベルですが。
 今回の創刊に関してねこたま的に興味があるので、今回は購入を考えております。詳しくどんな内容かはこれからのお楽しみ…と言うところですね。

投稿者 ねこたま : 02:21

2004年12月21日

UpdaterRSS

 MovableTypeのようなブログで採用されているRSSですが、それ以外のシステムで簡易的にRSSを作成できるPHPスクリプト「UpdaterRSS」がレッツPHP!で公開されました。もちろんPHPなので、それを利用できるサーバーである必要があるのと、コンテンツのページ自体が[.php]でないといけないのですが、その条件を満たしていれば導入が簡単なのでPHPでサイト構築をしている方でRSS導入していない方は検討してみては?

投稿者 ねこたま : 02:02

2004年12月20日

録り貯めた番組をDivXへ

 ねこたまのパソコンはTVチューナーを付けて「テレビパソコン」として使用していて、録り貯めた番組はCMをカットしたりメニューを作成してDVDオーサリングをしていたのですが、いかんせん1枚のディスクには30分番組がを3-4個しか入らないので、24話だとだいたい6枚焼くことになります。最初は良かったのですが、最近ではディスクが安くなったとはいえディスク代がえらい掛かるのと、ディスクを置く場所を気にするようになってきました。「とりあえず録っておくか」の番組のディスクが何枚も貯まると「ちょっと…」な感じになってきたのです。
 そこで今回、それほど重要でなく高画質で保存する必要の無い番組は、DVDでの標準フォーマットであるMPEG2から、圧縮率が高く普及が進んでいるDivXへの変換し保存をすることとしました。PlayStationなど、ほぼ全てのDVDプレーヤーで再生できるDVDディスクを作成していたので不安はありますが、最近ではDivX対応DVDプレーヤーが幾つか発売されたり、エンコーダー・デコーダー共にWindowsだけでなくMacintoshも対応しているので汎用性も確立できてきたので、悪くは無いかな、と思うようになってきました。今まで凝って作ってきたDVDメニューのようなものが使えないのは残念ですが。しかし、圧縮率にもよりますが、MPEG2の1割程にまで圧縮できるのは驚きです。MPEG2でビットレートを落としてもそこまでの圧縮率は期待できず、全体的に荒れた感じで動きの激しい部分では何か把握できないほどになってしまうのですが、DivXでもコントラストの弱い部分や動きの激しい部分では確かに弱いですが、それ以外の部分においてはさほど気になる程ではありませんでした。
 DivXへの変換は、様々なソフトが販売されていますが、今回は試しに…ということなので、DivX無料版AviUtlMPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-Inを利用する方法を採用しました[「MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-Inの使い方」を参考にしました]。但し、音に関して不満があったので、LAME MP3 encoder(今回はhttp://mitiok.ma.cx/でダウンロードしACMフォルダのLameACM.infを右クリック→インストール)を導入してサンプリングレートを上げて音質を上げました。高画質モード(6Mbps)で30分の番組をCMカットして約1.1GB(約1,100MB)のMPEG2からDivXへの変換で150MB(音質のレートを56kから128kに上げて162MB)になったので、その圧縮率に感激。しかも画質の低下も思ったよりひどくなく、静止した場面では思っていた以上だったので、納得できるものでした。素晴らしい!
 メリットいっぱいではありますが、問題は変換する時間。現在のAthlon XP 2800+でも録画時間の2倍も変換時間がかかる(アスペクト比→反映 の設定)ので、気軽に出来ないのと電気代も掛かりそうです。まぁ、AviUtlではバッチがあるので、寝る前に幾つか登録しておいて終了したら電源を落とす…という設定が可能です。DivXの感触が良いので、近いうちに高画質・高速のDivX Proが入っているソフトを買いたいなぁ~と思う今日この頃です。

投稿者 ねこたま : 23:48

2004年12月12日

PSP凄い人気です!

 本日12月12日は、待ちに待ったソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)の「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の発売日でした。ライバルである任天堂の「ニンテンドーDS」の発売(12月2日)直後で、値段も2万790円(税込)とニンテンドーDSの1万5000円(税込)と比べると若干高め、宇多田ヒカルのCM起用やマリオやポケモンといった強いキャラクターのソフト、同時発売タイトル数などニンテンドーDSと比べると厳しい部分も多かったのですが、大方の予想を上回る売り上げがあった模様。ねこたまも夕暮れに新宿を寄ったのですが、ヨドバシカメラ新宿西口本店のゲーム館には何と100人を越える行列が…。「新宿では1000人以上の大行列」とはニュースで知っていましたが、こんな時間までとはびっくりしました。
 ねこたまはポータブルゲーム機にはさらさら興味が無いのですが、PSPに関しては例外的に購入を予定しています(まぁ来年くらいですが)。というのも、PSP専用ゲームが遊べる…というのは興味が無く、それ以外の利用目的…メディアプレーヤー(動画再生機)としての利用です。メモリースティックにてユーザーによる外部のmp3再生の他、動画再生にも対応との発表があり「待ってました!メディアプレーヤーの本命だぜ!」ってな感じで喜んでいます[詳細はメモリースティック・ドットコム|PSPで楽しむにて]。多分、この発表で購入を決定した人は少なくないと思います。但し、512MBのメモリースティックPROデュオが12,800円(税込・sonystyle)を別途購入することを考慮すれば安くないかもしれませんが、「みんなが持っている」プレーヤーで再生できる(これだけ売れればこう言えるのでは?)と言うのは心強いです。実際にはメモリースティック・ドットコム|PSPで楽しむで解説のあるように、サイバーショットDSC-M1付属のツール以外では「Image Converter 2」を購入する必要があるとの事です。が、その他では「PSP News プレイステーションポータブルの情報を集めました。」というサイトなどで面白い情報が掲載しておりますので調べてみては?

投稿者 ねこたま : 11:52

2004年12月08日

BLOGの流行はいつ?

 12月7日放送のワールドビジネスサテライトで、コメンテーターの立教大学社会学部教授の斎藤 精一郎 氏が番組の最後に「BLOGが浸透しつつありアメリカなどでは流行っているが、日本でも来年には流行語大賞とれるんじゃないか」(概略)と言っていたように、BLOGと言う言葉が流行ると言われつつ、ワイドショーを賑わす事もなく、一般的にはそれ程騒がれませんよね。というか、既にblogは流行を過ぎていると思います(ねこたま的には3~4ヶ月前がピークかと)。まぁ、ネットをやっている当事者の人以外には分からないし、最新トレンドを扱うワールドビジネスサテライトのような番組でさえ、商業取引や小売業などにblogが出てくることが無いので扱われないですよね。
 ただし、ネットの世界ではblogが大きく影響を与えたのは確か。今年に入ってホームページ関連を扱うサービスがこぞってblogを採用し、「個人のホームページ=Movable Type等を利用したblog」というイメージが構築されたかと思います。今までもホームページが簡単に出来るサービスは多く存在していましたが、CMS(Contents Management System)を採用しブラウザ上で作業が可能と、とにかく更新がやりやすいのが良いですよね。いっぺん使ってみて、ねこたまもサイトを大部分ブログにしちゃいましたし。また、CSS(Cascading Style Sheet)を全面的に採用し初期設定でもテキストが見やすくデザインされたサイトが作成できるので初心者でも見栄えが良いサイトが作成できちゃうのも魅力。そして何といってもすごいのが、無料で作成できるサービスが、広告が付くとはいえカナリ抑えられていると言う点。凄い…って思わない方も多いと思いますが、サービスの根幹である収入が優先されて無料のサービスが存在するわけで、それを抑えたサービスが一気に広がったのがねこたまにとっては不思議であり衝撃的です。ちょっと前までは楽天の無料ホームページサービスiswebみたいに広告だらけというのが流れになりつつあったので(でもやっぱり楽天のブログは例外的に楽天サービスへのリンクが多い)。この流れは個人のホームページだけの話ではなく、企業において多くのサイトをブログ化するところも幾つか出てきており、情報発信関係は意欲的に採用しているようです。また、企業内での情報共有を目的として採用するところも増えつつあり、それをサポートするソリューションサービスが激しさを増しております。
 などと言っておきながら、もう既に流行としてのブログは過ぎ去ってしまったと思います。各サービスが立ち上がった時には、サービス提供事業者の企画ではありましたが様々な有名人・芸能人がサイトを作成し個人も多くブログを立ち上げました。が、そろそろ企画の方は終了し、ブログもやる人はやるけど三日坊主の人もちらほら…と言う感じでしょうか。でも、ブログは更新しやすいせいか続く人が多いようです。トラックバックとかも使いこなす人が多くなり、単独のサイトではなく他サイトとのコミュニケーションがとれるので、やっていて楽しいし張り合いがありますよね。ねこたま的には、ブログは「流行」が一段落して、ホームページの形の一つとして既に普及し、今ではコミュニケーションツールの意味合いも含めた存在に変化してきたと思います。企業向けのソリューションサービスの激化は、ある意味「流行」となりつつあるでしょうか。なので、番組で「これから」と言う表現をしていましたが、「遅いよ~」って思いました。「mixi(ミクシィ)みたいなSNS(Social Networking System)がこれから流行る」とか言ってくれた方がまだ良かったよ。まだSNSは経験している人は限られていると思うのですが、ほんと「今」流行りつつあると思います。って、まだ未経験なのでこれからだ…と思っているねこたまでした。

投稿者 ねこたま : 00:02

2004年12月06日

人権デー&人権週間

 12月10日は、1948年に世界人権宣言を採択した日にあたり、国連総会はすべての国家と関係機関が「人権デー」として記念するよう呼びかけました [国連広報センター:人権]。日本もこれを受け、毎年12月4日から10日までを「人権週間」としております。
 電車の中刷りで人権週間のことを知ったのですが、それがどの団体のものか良く見ませんでしたが差別を無くそうという中に「性趣向による差別」と記載がありました。DV(ドメスティックバイオレンス:家庭内暴力)や女性差別、子供の人権などはよく取りざたされますが、こと同性愛に関してはほとんど取り上げられないので、どうせ無いだろう…と思ってよく見たら婉曲的にですが載ってました。ちょっと安心。
 人権関係の団体サイトでは、人権情報ネットワーク「ふらっと」においても「性」のカテゴリーにて同性愛を扱っております。東京人権啓発企業連絡会が運営する「ひろげよう人権」では、性同一性障害の1件が取り上げられているだけでした。企業が絡むので、性趣向は難しいのでしょうね。

投稿者 ねこたま : 02:44

All About歌川さん、フリーランスに転身

 All About 同性愛のガイドをなさっている歌川 泰司さんが、この9月からフリーランスに転身されていたとの事が氏のブログ「うたぐわたいぢの『無茶はやめとけ』」と、All Aboutの記事「ゲイの独立・フリーランス」にて発表されていました。脱サラって凄くパワーのいることだと思うのですが

フリーランスで自分の意志が強く反映される仕事をするのが20代の頃からの夢
とのことで、ぜひとも頑張って頂きたいです。夢を現実に…って、カッコいいですね。
 このところ、All About同性愛の記事がかなり充実してきており、「『別れたい』に決着をつける」 では大塚隆史さんへのインタビューなど活発な活動をしており、本業のお仕事は何をなさっているのだろうと思っていましたが、ある程度時間的に自由の利くフリーランスになっていたとの事で、ちょっと納得しました。とはいえ、多忙な中でこれだけの事をこなすのは大変かと思います。僕らゲイに愛と勇気を与えてくれる存在として、これからもますますのご活躍とご発展をお祈り申し上げます。

 ちなみに、Narinari.comの12/04記事「オリバー・ストーンの『アレキサンダー』に反対運動」(Written by Maki K Wall@駐米特派員)という記事で、All About同性愛の「歴史の授業で習えなかった同性愛」を取り上げています。

投稿者 ねこたま : 01:25

2004年12月01日

12月1日は「世界エイズデー」

 本日12月1日は「世界エイズデー」とのことで、Yahoo!Japanで特設サイトレッドリボン2004が開設されたり、様々なイベントが行われます。ちなみにYahoo!Japanレッドリボン2004にてレッドリボン関連ボランティア団体としてぷれいす東京が掲載されています。

投稿者 ねこたま : 03:47

アニメ「MONSTER」エンディングにフジ子・ヘミングの歌

 11月31日深夜(日付では12月1日)放送の日本放送系列のテレビアニメ「MONSTER」第33話のエンディングで、世界的に有名なピアニスト「フジ子・ヘミング」の歌が流れました。曲目は「Make It Home」で、作詞・作曲・編曲は蓜島邦明とのこと。前回までは、歌・作詞 David Sylvian、作曲 David Sylvian/蓜島邦明、編曲 蓜島邦明の「for the love of life」が流れていました[オリジナルサウンドトラック情報はこちら]。
 フジ子・ヘミングといえば、ブルーノ・マデルナのソリストとして契約しヨーロッパ各国で演奏する経歴を持つ、今や世界を代表するピアニストの一人です。病気の為に耳が聞こえにくくなってしまうなどの苦境を乗り越え、日本に帰国後、2000年3月にはデビューCD「奇蹟のカンパネラ」、2001年は「憂愁のノクターン」2003年は「フジ子・ヘミングの奇蹟~リスト&ショパン名曲集」と3度の日本ゴールドディスク大賞 クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。
 その彼女の歌が、なんとテレビアニメ「MONSTER」のエンディングで流れてびっくりしました。有名なピアノ演奏家が歌を歌う事について、番組や彼女の公式サイトにおいてその情報や経緯は公表されておりませんが、極めて珍しいことかと思います。また、ストーリーが後半に差し掛かる放送日から折り返しとして曲目が変わることはありますが、ラストに挿しかかろうとする段階での曲目変更はあまり例が無いかと思われ、フジ子・ヘミング大抜擢への経緯が気になります。
 アニメ「MONSTER」のストーリーは架橋に差し掛かり、図書館でDr.テンマがヨハンを捕らえる(敢えてこういう表現をします)のか、というところまで来ています。雑誌「日経キャラクターズ2005年1月号(11月25日発売)によると、深夜アニメにおいて視聴率トップとの記載があったと思います(うる覚えなので詳しくは本誌で確認してください)が、浦沢 直樹のストーリーの素晴らしさに加え、MAD HOUSEのハイクオリティーなアニメーションは毎週見るのが楽しみです(ここまで安定した作画とアニメーションの作品は本当に珍しい)。当初から決まっていたのか人気が上がったからなのかは知りませんが、現在33話を超えるという深夜アニメでは異例の話数が続いており、当初無かった番組ホームページも立ち上がりました(でもここに来て「準備中」のコンテンツが多いのが痛いですが…)。原作は読んでいないので、今後の展開がとても楽しみですし、何といってもエンディングのアニメーションの続きや意味も何なのかが気になります(今日また少し進展しました)。

【後日追記】
上記にて「ラストに挿しかかろうとする段階での曲目変更はあまり例が無いかと思われ」とありますが、ねこたまの勘違いなので訂正いたします。TV放送第33話「子どもの情景」は単行本でいう全18巻中8巻目であり、まだ中盤に差し掛かるところなので曲目の変更は特に際立っている訳ではありませんでした。

投稿者 ねこたま : 01:26