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大作・良作豊富!2005年4月開始アニメ
前回「2005年3月終了のアニメ総括」では「さすがにネタ切れという感がしますね」と書きましたが、調査不足でした…。というのも、今期は待望のアニメ化作品やメディアミックス大作が多く、それらが予想以上に高いクオリティーで、ねこたまは毎週楽しませてもらっています。とりあえず今回は3作品を紹介。
- 【LOVELESS - ラブレス】 高河ゆん原作・コミックゼロサム連載の人気少女マンガのアニメ化。アニメーション制作はJ.C.STAFF。思いっきりボーイズラブ…ですが、ストーリー的に良く出来ているし、映像がとても素晴らしい。全体的にはイラストタッチな画作りですが、戦闘シーンが素晴らしく、特に第一話のは美しい映像効果に感動を覚えました。草灯(美青年キャラ)と立夏(ショタ系ネコ耳少年)は個人的に(;´Д`)ハァハァ出来ませんが、草灯の「好きだよ」連発に、第5話では、立夏が携帯メールで「ちゅっ」にはひっくり返りそうになりました。攻撃を仕掛けてくる敵のノンケカップルとの戦いでは、ピンチの際なぜか毎回キスしてから相手をボコボコに。オープニングは第一話の映像の流用が気になりますがスピード感がありカッコ良く、エンディングは水中に湧き上がる気泡が美しく、しかも歌詞がその中に浮かんでは消える美しい映像。共に曲が良く、CD購入予定。
- 【ハチミツとクローバー】 羽海野チカ原作・ヤングユー連載の人気少女漫画(2003年の第27回講談社マンガ賞受賞作品)のアニメ化。こちらもアニメーション制作はJ.C.STAFF。スタッフロールの「動画」では、回ごとに異なりますが、「GAINAX」「XEBEC」「シャフト」などの名が連なっております。全体的にコメディータッチですが、青春の恋愛の甘酸っぱい感じが良く出ていてねこたまも大好きな漫画だったので、正直アニメ化で雰囲気が崩されないか不安でしたが、予想以上に良く出来ています。映像はイラストタッチかつ原作の雰囲気が良く表現されており、第1話は原作以上のパワフルな映像で、「すげー」って思っちゃいました。オープニングはアニメじゃなくて個人的に「なんじゃこりゃ~」な内容ですが、逆にドラマと思うようなオープニングでアニメに抵抗ある人にも見て貰おうと一般ウケを狙っているようで、使用される曲にはYUKI、スネオヘアー、スピッツ、スガ シカオなどの一般に売れているミュージシャンを起用、深夜番組でも比較的に早い時間に放送など、かなり力が入っている印象。
- 【交響詩篇 エウレカセブン】 バンダイが総合力で勝負するプロジェクト(ITmedia Games)で、多分史上最大のメディアミックス展開を図るオリジナル作品…だが反応は今のところ微妙か。全50話。アニメーション制作は「鋼の錬金術師」「KURAU」のボンズで、今回も「KURAU」に続くボンズのオリジナルだが、バンダイが絡むだけあって、なぜか車から変形するロボットに美少女と乗り込み空中でサーフボードに乗るエクストリーム・スポーツ系?で敵を倒し、仲間と冒険に出て様々な経験をする…という子供向けてんこ盛り&ベタな作品で現在放送中の「ゾイド ジェネシス」と似たような感じ。本放送は日曜日の朝7時だが、翌水曜日深夜(関東)に地上波の同じ局で再放送というのは前代未聞か(携帯サイト[http://eureka-m.net/]の待ち受け画面プレゼントのパスワード公開は本放送時のみ)。また更に、それほど間を置かずにGyaO、ShowTime(anime)というPC向け動画ストリーミングサイトでの無料放送、Vodafone live!BBでの携帯電話へのダウンロード、DVDではPSP(プレイステーション・ポータブル)で視聴可能なUMDを同梱した“UMDスペシャルパック”の発売など多くのメディアで提供されます。コミックが少年エースにて連載、夏にはゲーム化、フィギュアやプラモデル化も進んでいます。