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「雲のむこう、約束の場所」11月20日公開

 2002年、アニメ界に衝撃が走りました。新海誠さんの「ほしのこえ」という短編作品は、膨大な労力を必要とするアニメーション制作を、ほぼ一人で作成したというのです。自主制作とはいえ、25分の劇場公開作品の制作に7ヶ月を費やすほど。ネットでの予告編の公開で注目され、2002年2月の東京・下北沢のミニシアター「トリウッド」での完成作品の公開では、劇場記録を塗り替える興行成績をあげ、その後再上映や各地で公開されました。DVDの発売は予想を上回る売り上げで、当時購入できず悔しい思いをしたことがありましたが、廉価版「DVD BOOK 「ほしのこえ」 ANIMAGE LIBRARY VOL.1」(徳間書店・現在は販売終了)は購入しました。「自主制作映画」としては高い評価ができますが、テレビアニメ並みの期待するとイマイチかもと思ったり。ですが、学校などの日常的な風景やその演出に光るものがあり、「素晴らしい」と評価できる作品です。
 その新海誠さんが次なる作品「雲のむこう、約束の場所」を制作されるとなり、注目が集まりました。今回は一人ではなく多くのスタッフが参加し、豪華な声優陣、上映時間は1時間31分という大作です。予告編が既に公開されておりますが、アニメーションのクオリティーの高さ、ストーリーの面白さ、聞き取りやすいセリフ(笑)で早く見たいと思っていましたが、公開が11月20日(渋谷シネマライズ)からと決定し、楽しみにしています。
 現在、Yahoo! JAPANにて特集が組まれており、紹介や予告編が見られ、Yahoo! プレミアム会員であれば「ほしのこえ」や過去の自主制作アニメ「彼女と彼女の猫」が見られるようです。また、アフタヌーン4月号から佐原ミズさんの漫画で連載されています。

2004/11/03 11:03