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「性同一性障害特例法」 戸籍変更に法の壁

 性同一性障害特例法が今年7月16日に施行されましたが、全国で数千人と言われる当事者のうち、申し立てをしたのは数十人という状況とのこと。その原因の一つに、適用要件に「現に子のいないこと」があるとの事。確かに子供がいる場合は、男性同士もしくは女性同士で子供が生まれる…というありえない状況が戸籍に記載されることになるので大変難しい問題かと思います。ですが、テレビ等で性同一性障害として紹介される場合の多くが結婚して子供がいるというシーンで、決して例外といえるほど少なくはないのかもしれません。また、申し立てに国のガイドラインに沿って手術が出来る医療機関からの2人の医師の診断書が必要との事。既に手術をしている人は対象外…という現状とはかけ離れた規定をされているのは、さすがお国のやること?確かに難しい問題でありますが。特例法は3年後に見直しとのことなので、希望はあるようです。

■関連リンク■
「性同一性障害特例法」 戸籍変更に法の壁(asahi.com)

2004/09/24 00:08

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