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「蒼穹のファフナー」と「新世紀エヴァンゲリオン」
XEBECとスターチャイルドが送る~と力が入っているTVアニメ「蒼穹のファフナー」ですが、アニメファン(特にコアなオタク層)には受けがイマイチ(というか反発が多い?)のようです…。
一つには、機動戦士ガンダムSEEDも手がけている平井久司さんのキャラが賛否両論な上、機動戦士ガンダムSEED(後半は機動戦士ガンダムSEED DESTINY)と放映時期が被っているということ。しかも、キャラクターが似ているのが多く、色違い?という位の酷似は厳しい意見があってもしょうがないかな、と思ってしまいます。違いといえば、ファフナーのキャラは頬に線が入っているくらい?
また、ストーリー展開が遅く、いつも見終わって「あ、これで終わっちゃうんだ」と思ってしまいます(だいたい2話で1話分な展開)。ファンサイトなどの掲示板等でも「どうでもいいイベントやシーンが多い。話題性で『松本まりか』を起用しているがイマイチで『一騎くん…』しか言ってない(笑)」みたいな意見がちらほら見えるんですよ。松本まりかの声は気にならないけど、他は同感だったりする。
更に、3DCGの使い方にムラがあり、島や海を3DCGで表現するのは最近の流行でいいかな、と思うのですが、その他では基本的に一瞬しか登場しないシーンで3DCGが使用され、本来使用すべきファフナー等のロボットや飛行機などに使用されていないのです。多分本格的に使用するにはノウハウや処理能力に問題があるのかもしれませんが、実験的かつ消極的な使用なのが視聴者に伝わってしまうのは問題ありかと…。フェステゥムのテカリや攻撃の黒い光などのエフェクトはデジタルペインティングを大いに活用している…のですが、余計に「ペプシマン」に見えてしまう…。
それ以外で、ねこたまが一番気になるのが、ストーリーの基盤の部分が「新世紀エヴァンゲリオン」と酷似しているということ。「この部分が~」というレベルではなく、ストーリーが進むごとに「あ、またエヴァネタ…」って思ってしまいます。エヴァ見てファフナー見てる人はみんな思っていると思うけど、ちょっと挙げてみたり…
- 主人公の子供達は敵の存在を知らなかったが、大人は知っていて臨戦態勢をとっていた
- 巨大な敵がやってくるが、ミサイルなど通常兵器は歯が立たない
- 島(エヴァでは都市)は、実は敵に対する戦闘システムが構築された要塞
- 主人公の父は指揮官
- 主人公の乗る巨大ロボットは、操縦するのに神経的なリンクが必要だが、主人公はイキナリ合致して乗りこなす
- 古代史や人名等を引用(「ソロモンの預言」、エヴァでは「マギ」「四海文書」)
- 本人達は知らないが、学校の子供達全員が敵と戦う為に存在している
- 敵は、人類と同化することができ、拒絶すれば敵対攻撃をする
- 味方のロボットには「コア」が存在する
あ、今頃気づいた。なんだかんだ言いながら、毎週確認のために見てるって… 釣られてるじゃん… ここに書いている時点で視聴率アップに貢献中ね!