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「蒼穹のファフナー」と「新世紀エヴァンゲリオン」

 XEBECスターチャイルドが送る~と力が入っているTVアニメ「蒼穹のファフナー」ですが、アニメファン(特にコアなオタク層)には受けがイマイチ(というか反発が多い?)のようです…。
 一つには、機動戦士ガンダムSEEDも手がけている平井久司さんのキャラが賛否両論な上、機動戦士ガンダムSEED(後半は機動戦士ガンダムSEED DESTINY)と放映時期が被っているということ。しかも、キャラクターが似ているのが多く、色違い?という位の酷似は厳しい意見があってもしょうがないかな、と思ってしまいます。違いといえば、ファフナーのキャラは頬に線が入っているくらい?
 また、ストーリー展開が遅く、いつも見終わって「あ、これで終わっちゃうんだ」と思ってしまいます(だいたい2話で1話分な展開)。ファンサイトなどの掲示板等でも「どうでもいいイベントやシーンが多い。話題性で『松本まりか』を起用しているがイマイチで『一騎くん…』しか言ってない(笑)」みたいな意見がちらほら見えるんですよ。松本まりかの声は気にならないけど、他は同感だったりする。
 更に、3DCGの使い方にムラがあり、島や海を3DCGで表現するのは最近の流行でいいかな、と思うのですが、その他では基本的に一瞬しか登場しないシーンで3DCGが使用され、本来使用すべきファフナー等のロボットや飛行機などに使用されていないのです。多分本格的に使用するにはノウハウや処理能力に問題があるのかもしれませんが、実験的かつ消極的な使用なのが視聴者に伝わってしまうのは問題ありかと…。フェステゥムのテカリや攻撃の黒い光などのエフェクトはデジタルペインティングを大いに活用している…のですが、余計に「ペプシマン」に見えてしまう…。
 それ以外で、ねこたまが一番気になるのが、ストーリーの基盤の部分が「新世紀エヴァンゲリオン」と酷似しているということ。「この部分が~」というレベルではなく、ストーリーが進むごとに「あ、またエヴァネタ…」って思ってしまいます。エヴァ見てファフナー見てる人はみんな思っていると思うけど、ちょっと挙げてみたり…

…なんてやってるとキリが無いのでここまで。で、とうとう今日の放送第14話「覚醒」では、主人公や置かれている環境など細かい部分を除くと、基本的にはエヴァンゲリオン第16話 「死に至る病、そして」とイベントや絵的にも同じ。主人公が敵に取り込まれて、その中で主人公は心の奥にある嫌な事をさらけ出し苦悩するが最後には今の世界を選び、敵の塊を引き裂いて中から出てくる(エヴァ放送時に「子宮を破って生まれる表現」と評価されたが、ここでは「生まれたか」と親切にもセリフがある)。なぜここまで同じことを…
 あ、今頃気づいた。なんだかんだ言いながら、毎週確認のために見てるって… 釣られてるじゃん… ここに書いている時点で視聴率アップに貢献中ね!

2004/10/18 02:09