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ネット競売不正アクセスで「2ちゃんねる」に資料求める

今や知る人の多くなった「2ちゃんねる」絡みの不正アクセス関連の事件があったそうですが、その捜査では、警察の「知識不足」がまたあらわになったようで…。マスコミも鵜呑みの報道の傾向があるようで…。

事件自体は、中学生少女のIDとパスワードが2ちゃんねるにカキコされて、それを悪用したアクセスが200件となり警察が動いたようです。で、その対応に動いた警察ですが、ログを提出しろと押し入った先は…サーバー管理会社ではなく、「2ちゃんねる」管理人ひろゆき氏の元へ(2001/12/21AM8:00)。・・・いやぁ、笑った。警察とはいえ、この無知さ加減が良いですね(笑)。また、ひろゆき氏の話では、警察は本人に半分脅迫のような行為をしながら、本人が用事で外出したあと、2時間くらいそこで茶を飲んでいたとか(遊んでた?)。まぁ、そんなことはいいとして、こういう場合は、警察は管理人には現状の確認や削除の有無や経緯などを聞くのは問題無いですが、だれがアクセスしたかという「ログ」は、基本的にはサーバーを管理している人、つまり「Big-Server.com」が持っているわけで、ひろゆき氏にログの提出を迫るのは場違いですね。コンビニ弁当で食中毒があったら、製造会社ではなく、販売したコンビニに警察が「資料になる他の弁当を提出しろ」と来るようなもの(←例えが分かりづらい?)。管理者が掲示板のログを閲覧する事ができる場合もありますが、ひろゆき氏はログを保存していないと公表しています。なのに、警察は「任意でなくても差し押さえが出来るんです」と写真を撮ったり既成事実を作って脅迫まがいをしているようですが…。犯罪検挙はぜひ進めて欲しいですが、意味の無い捜査している暇は無いのでは…。はぁ、この国のITの未来は…明るいのか…。

■関連リンク■  
2ちゃんねる(http://www.2ch.net)
2ちゃんねる主宰者が聴取拒否(nikkansports.com)
掲示板主宰の協力得られず 不正アクセス事件で(熊本日日新聞)

2001/12/22 00:00