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ゲイサイトを制作する上でのマナー

ネットを見ていると、実に多くのゲイがサイトを開設している事に気づくはずです。気のせいかもしれないけど、プログラム配布などコンピュータ関連を除いてた男性の個人ページでは、かなりの確率でゲイだったりする。みんな工夫を凝らして楽しいサイトを作っていて、いつも「すごーい!」って感心してます。

でも、よく削除されたりして見れなくなってるサイトとかあるんですよね。ポルノ、いわゆるエロを扱ったページがそうだったりするのですが、 とりあえず注意して欲しいのは、裸体や性行為の画像の、いわゆるアダルト・ポルノ画像は多くのプロバイダーやホスティングで断られているので、やりたい放題は禁物です。ちゃんと下調べして、何をやっては行けないかなどの情報を得、「超イケてるサイトのオーナー」目指して頑張りながらも新しい出会いも募集しちゃったりと楽しい「場」を演出しましょう。でも、ネットはエッチのためではない!というのも自覚しましょう…ねっ!

推奨するページ構成

最初のページ(index.html)にゲイサイトであることを宣言する

 やはり、一般的にはゲイ、同性愛というのは嫌がられるので、閲覧する人に確認してもらった方が気分を害さないのでオススメです。index.htmlなど最初のページにその旨を記述し、「了承する」というようなリンクで次のページに進んでもらった方が良いでしょう。ただし、ブログなど利用するサービスにより単ページが作成できないなど構造上確認ページを設置するのが難しい事もあるかと思います。また、その確認ページは毎回見るのは面倒な為、他サイトからのリンクや各パソコンのブックマークをメインページの方ににされてしまうなど敬遠される傾向はあります。その場合は、同性同士のキスやポルノなど刺激が強いものは最初に目に入らないよう配慮した方が良いかと思います。

細かい事かもしれませんが、「掲示板を荒らさないで下さい」と書いてあると、「荒らしてください」と刺激しているようにとる方もいるので、「嫌悪感をもたれる方、気分を害される方はご利用をお控え下さい」というような婉曲的に言ったほうが良いかと思われますが…まぁ、あくまで確認を取れれば良いかと思います。

特にゲイ的な内容が無く、自己紹介欄にゲイであると公表するだけのものであれば、ゲイサイトと特に主張しなくて良いかと思います。 もちろん、主張したい人は、どんどんゲイということを(できれば良い意味で♪)アピールしてください。

裸や性行為を想像させるコンテンツがある場合は閲覧者に確認する

 これも上記と同じ理由ですが、モザイクを掛けるような裸や性行為を想像させるコンテンツがある場合は、アダルトサイトになりますので、利用者の確認を取った方が良いかと思います。特に青少年への刺激が強いので、「過激な性表現を含み、未成年者はご利用できません」という旨の文句があった方が良いかと思われます。また、過激な性表現を扱ったイラスト・マンガを公開してる場合は、局部が無修正であっても写真と異なり法律に触れると判断されることは少ないですが微妙な領域で、リアルなものはアダルトコンテンツに限りなく近い為嫌悪感をもたれる場合もあるので断りを入れたほうが良いかと思われます。アダルトであるか判断しづらいグレーゾーンであっても、販売など商業活動を伴うのであれば、風俗営業法に抵触する可能性が高くなり、風俗営業に関しては成人であるかの年齢の確認をすることが求められます。

コンテンツにおける注意

ゲイであると公表する(カミングアウトする)ページにはリスクが伴う

 ゲイであるという事を公表する(カミングアウトする)ことは、いつ、誰に見られても良いと言うことです。ネットの世界だけに、こそっと…という気分でやってしまうかもしれませんが、友達や会社の上司、または家族が見ている可能性があるので、「こそっと」というのはありえません。ネットの世界はリンクで構成されているので検索エンジンに登録される事を回避する事は難しいですし、「こいつがゲイだ」とリンクを張られてもこちらは何も言えません(公表しているので名誉毀損になりませんし)。どうしても公表したいのであれば、あくまで写真を掲載せず、匿名で行う事をオススメします。実生活と同じリスクが存在する事を忘れないようにしてください。すでに周囲にカミングアウト済みであれば特にリスクは無いかもしれませんが、いたずらや勧誘等の可能性は否定できないでしょう。

自分の写真を公開するのはリスクが伴う

 最近、ダイレクトメールで「こんなホストが居るよ」と画像掲示板の画像を盗用していた業者がいたそうです。まぁ、そういうのは例外かもしれませんが、自分の写真を勝手に使われる事は故意であるにも無いにしろ全く無いとは言いきれません。もちろん、名誉毀損等で訴える事が出来ますが、そう気軽に出来るものでもないので難しい問題です。上の例と同じく、「こいつがゲイだ」と、自分のサイトの自己紹介にリンクが張られてしまっても何も言えませんし、逃げれません。掲載するにしても、必要以上に大きくしない方が良いかと思います。たとえ周囲にカミングアウト済みでも、いたずらなどされる可能性はあるので、プライバシーはなるべく公表しない方が良いかと思われます。

2003/01/01 00:00